閾値〜成果が目に見えなくてもやり続ける

クリエイティブ

今日は、目標達成のための考え方。「目標を立てたけど、なんかすごく無理そうだなー」と諦めそうな時に読んでほしい記事になります。

どこまで頑張れば成果が出るんだろう?
先が見えなくなって努力をやめたくなったとき、思い出して欲しいことがあります。
それが、今回のテーマである「閾値」。
いきちとか(生き血を連想しますね)、しきいちとか読むそうです。
閾値とは、物事の状態が変わる点のことです。

例えば、水。
水は温度を上げても下げても基本見た目が変わりませんが、100度になると、一気に状態が変化します。

例えば、ポケモン。
レベルをどれだけ上げても、特定のレベルを超えるまでは見た目は全く上がりません。
ただ、特定のレベルになると、一気に状態が変わります。

もっというと、レベルが上がるのにも閾値があります。
(ゲームをやったことが無い方にはイメージが湧きづらいかもしれませんが)、レベルが上がらないと、どれだけ敵を倒しても強くならない。
強さには関係無い、「経験値」という数値だけ蓄積されます。
「経験値」が(ゲーム制作者によって規定された)ある一定の数値=閾値を超えたときに、レベルが上がり、レベルが上がると、HPが上がったり、技を覚えたり、急に強くなります。
99体のポケモンを倒しても変わらなかったのが、100体目のポケモンを倒したときに、一気に数値が変わる。
100体目で閾値を超えた、ということになります。

閾値の特徴をまとめます。
1.閾値を超えるまでは、成果は目に見えない。
2.閾値を超えたら、前兆がなかったとしても、突然変わる。

水やポケモンという例を出しましたが、閾値は私たちの人生にもあります。

今までの人生で、
「なかなか上手くいかなかったことが、急に上手くいくようになった」
「なかなか変わらなかった状況が、急に好転した」
ということはないでしょうか?

少し思い出してみてください。

自転車に乗れるようになったとき。
テニスのサーブがコートに入るようになったとき。
英語が聞き取れるようになったとき。
ギターが弾けるようになったとき。

なかなか通らなかった企画が、すんなり通ったとき。
「誰にも認められない」と思っていた自分が、誰かに褒められたとき。

こんな経験が、1つはあるのでは無いでしょうか?

スキルを身につけたり、人の心を動かしたり、人生を好転させたりするのに、「閾値」があります。

目には見えないけど、毎日続けた素振りが、あの1回の告白が、温度を上げていて、いつか100度を超えて、突然水が水蒸気に形を変える。

結果がすぐに見えなくて、諦めそうになっても、温度が上がっていることを想像しながら、自分にできることをやっていきましょう。

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